20問で確かめる ── 入る現金・出る現金・足りない分
先に自分で答えを出してから、解答を開いてください。基礎編は資金予算に何が載るかの確認、応用編は計算しないと解けない問題です。応用編は第2部のASTRAの2027年度の与件(売上高 4,000・当期回収率 80%・期首売掛金 648・材料購入 1,090・当期支払率 80%・期首買掛金 218・人件費 1,402・経費 744・設備の購入 280・配当 200・長期借入の返済 150・期首現金 800・最低所要現金残高 600・減価償却費 110。単位は千USD)を使います。電卓かExcelを手元に置いて解いてください。
基礎編 ── 用語と分類
応用編 ── 計算して解く
数式で作り直す
右の演習パネルには、2027年度の資金予算が1本の表として入っています。薄い色の行に =B3+B4 や =B13-B14-B15 のような数式を入れて、上から順に組み立ててください。数式で組むと、与件のどれが期末現金残高に効いているかが表の形で見えます。
組み上がったら「実験:数字を動かす」タブに切り替えて、まず当期回収率の行を 80 から 75 に下げてみてください。売上高の行は動かないのに、期末現金だけが 200 減ります。次に設備の購入を 0 にすると、同じ売上・同じ費用のまま期末現金が 1,062 まで戻ります。資金予算が動かしているのは「いくら稼ぐか」ではなく「いつ現金が動くか」だけだ、というのが手で分かります。
Day 20 では、この資金予算の期末現金残高 782 を受け取って、見積損益計算書・見積貸借対照表・見積キャッシュフロー計算書を組み立てます。営業 612 / 投資 −280 / 財務 −350 という3区分の内訳も、そのまま引き継がれます。
この教材に登場する企業(ASTRA Manufacturingほか)と人物、および金額はすべて架空です。
特定の国の法令には依拠しない、一般的な会計の考え方を扱います(初版 2026年8月)