20問で確かめる ── 予算編成の概念とプロセス
先に自分で答えを出してから、解答を開いてください。基礎編は用語と分類の確認、応用編は第2部の Oceanic Foods の数字を使った計算問題です。応用編は電卓かExcelを手元に置いて解いてください。売上は下げ、費用は上げる ── この向きを取り違えると、応用編は全滅します。
基礎編 ── 用語と分類
応用編 ── 計算して解く
数式で作り直す
右の演習パネルには、Oceanic Foods の3部門の本音と保険率が並べてあります。計算行に =B1*(1-B2/100) のような数式を自分で入力して、提出予算からスラック合計 1,032 までを一本の線でつないでください。率は「%」の数字そのまま(5 なら 5)で入っているので、式の中で 100 で割ります。
組み上がったら「実験:数字を動かす」タブに切り替えて、次の2つを試してみてください。
- 3つの保険率(2・5・8行目)をすべて 0 にする。予算の営業利益が本音の 2,400 と一致し、スラックが消えます。スラックとは「この差そのもの」だと目で確認できます
- 営業部の保険率だけを 5 から 10 に上げる。売上が 600 減るだけで、営業利益は 1,368 から 768 まで落ちます。費用側の率を同じ 5 ポイント動かしたときと比べて、どちらが効くかを見てください
数字を動かしているうちに、部門の紙の上では小さな調整が、全社の利益では別物の大きさになることが分かります。予算編成でいちばん気をつける場所が、そこです。
この教材に登場する企業(ASTRA Manufacturing、Oceanic Foods ほか)と人物、および金額はすべて架空です。
特定の国の法令には依拠しない、一般的な会計の考え方を扱います(初版 2026年8月)