20問で確かめる ── 負債の認識・社債・リース
先に自分で答えを出してから、解答を開いてください。基礎編は負債の分類と判定、応用編は計算しないと解けない問題です。応用編は電卓かExcelを手元に置いて解いてください。このDayの誤答は、ほとんどが「どの金額に、どの利率を掛けたか」の取り違えから生まれます。
基礎編 ── 用語と分類
応用編 ── 計算して解く
数式で作り直す
右の演習パネルには、この社債とリースが1枚に入っています。計算行に =B1-B4 のような数式を自分で入力して、割引額から2年目の利息費用まで、そしてリース負債の1年目末残高までを組み立ててください。掛ける相手を間違えていないかは、数式の形で確かめられます。現金利払いは =B1B2/100(額面 × 表面利率)、1年目の利息費用は =B4B3/100(発行価額 × 市場利率)。この2本が同じ行番号を参照していないことが、今日の急所です。
組み上がったら「実験:数字を動かす」タブに切り替えてください。市場利率(3行目)と発行価額(4行目)はペアで動かします。市場利率が上がれば発行価額は下がるので、たとえば市場利率を10、発行価額を2,545にすると、1年目の利息費用は254.5、償却額は74.5に増えます。同じ額面3,000の社債でも、額面へ近づく速さがまるで違うことが見えてきます。リース側は追加借入利子率(12行目)だけを上げてみてください。同じリース料200でも利息部分が太り、元本の減りが遅くなります。
この教材に登場する企業(ASTRA Manufacturing、Pacific Logistics ほか)と人物、および金額はすべて架空です。
特定の国の法令には依拠しない、一般的な会計の考え方を扱います(初版 2026年8月)